【モンテッソーリ教育】おすすめ絵本10冊と選び方

モンテッソーリ おすすめ絵本と選び方 子どもの教育
モンテッソーリ式絵本選び

子どもの絵本選びってすごく種類がたくさんあって悩みますよね。

私はもともと本を読むことが好きだったので、子どもを授かってからは絵本選びについて色々な本を読んで、すごく勉強しました。

その中で、最もいいなと感じて選んだのは、モンテッソーリ教育の絵本の選び方です。

今回は、モンテッソーリ教育の絵本の選び方と、0,1,2歳向けのおすすめ絵本について解説します。

おすすめ絵本は、実際に私が読み聞かせて、子どもの反応も良いものばかりなので、ぜひ参考にしていただければと思います

この記事をおすすめしたい人は、以下のような方です。

  • どの絵本がいいか、選び方に困っている
  • 子どもが1人で絵本を読みたがるようになってきた
  • モンテッソーリ教育の絵本の選び方を知りたい

忙しい方向けに結論を先にお話しすると、以下の3つのポイントを守って選ぶとOKです。

  • 写実的で、絵が美しい
  • 内容が現実に即しており、身近な題材である
  • 言葉が美しいもの。難しい言葉にも挑戦する

モンテッソーリ式絵本選びの大前提

モンテッソーリ式絵本選び ファンタジーはNG

まず選ぶポイントに入る前に、モンテッソーリ教育ではファンタジーはNGと言われています。
例えばクマが服を着て喋っていたり、魔法使いがでてくるような現実にはあり得ない内容のものです。

モンテッソーリ教育では6歳までは自分の体験を通してさまざまなことを吸収する時期と考えており、現実の世界に触れることを非常に大切にしています。6歳ごろまでははまだ現実と空想の区別もつかないので、現実の世界に即した内容を選ぶようにします。

そのため、まずはこの前提に従って絵本を選びます。いざ絵本コーナーを見てみると、動物が会話するものなどが多いことに驚くと思います。この前提があるだけで、選ぶ本がずいぶんと絞られますよ!

モンテッソーリ教育の絵本を選ぶポイント3つ

モンテッソーリ教育で絵本を選ぶポイントは、以下の3つがポイントになります。

  • 写実的で、絵が美しい
  • 内容が現実に即しており、身近な題材である
  • 言葉が美しいもの。難しい言葉にも挑戦する

それでは早速、解説と具体的なおすすめ絵本について紹介していきます!

写実的で、絵が美しい

モンテッソーリ式絵本選び 身近なもの

モンテッソーリ教育では、子どもに「本物」をあたえることを大切にしています

でも、全てのものを実際に見せて教えることはできないですよね。

そこで写実的で、美しい絵のものを選ぶことが大切になっています。

「写実的で絵が美しい」おすすめ絵本


くだもの おいしそうなくだものが美しい絵で描かれています。そのままの姿と、食べる時に切られた姿が描かれています。くだものを食べる前や後に読んであげるととても喜びました。


どうぶつのおかあさん
よく売られている赤ちゃん向けの絵本に出てくる動物とは違って、とても現実的な動物のお母さんの姿が描かれています。読み聞かせていて大人も勉強になる1冊です!


どうぶつのこどもたち

この3冊は、読み聞かせを始めた最初の頃から我が家でも人気です!

現実に即しており、身近な題材である

モンテッソーリ式絵本選び 写実的なもの

「お着替えをする」「トイレをする」「おでかけの準備をする」など身の回りの題材を通して、子どもの世界を広げてあげることができます。

たとえば、

  • 動物園に行った後に、動物の絵本を読んでみる
  • トイレトレーニングを始める前に、トイレトレーニングの絵本を読んでみる
  • 空を見た日に、空の絵本を読んでみる

など、その時々で子どもが興味を持っていることについての絵本を読んであげれると、子どもの世界がぐんと広がります

娘が「チーター」を言えるようになって喜んでいた時に図書館でチーターの絵本を借りると、すごく真剣に見ていました!

「現実に即しており、身近な題材」のおすすめ絵本


おててがでたよ
子どもがひとりで服を着るお話。この絵本のおかげで、お着替えのときに、子どもが自発的に手を出したりできるように教えてあげることができました。


あそび(ヘレンオクセンバリー あかちゃんえほんシリーズ)
シンプルで可愛いイラストで、日常生活について分かりやすく描かれています。同シリーズ「したく」では、お出かけの前のしたくについて子どもが理解することができてよかったです。


うんちがぽとん
トイレトレーニングを始める前に一緒に読むことで、”トイレでおしっことうんちをする”という流れを学ぶことができます。娘もこの本を読んで、おまる・うんち・おしっこを覚えました。


てのひらしゃしんえほん
やさい、むし、すいぞくかん、どうぶつ、いぬなどの身近な題材でシリーズになっています。手のひらサイズにおさまる本なのでお出かけの時にも持ち歩けるので良いです。


空の絵本
毎日見ている空。同じ「空」といってもいろんな表情があることを伝えられます。よく見ると、小さなちょうちょなどが隠れているので、娘は探して大喜びしています。


おにぎりをつくる
こどもが1人でおにぎりを作れるようにという思いで作られた絵本。美味しそうなおにぎりができるまでに興味津々です!


みそしるをつくる みそしるができるまでの過程と音がおもしろい、娘もお気に入りの1冊です。

言葉が美しいもの。難しい言葉にも挑戦する

言葉の美しい絵本を選ぶ

モンテッソーリ教育では、6才ごろまでを「言葉の敏感期」として、さまざまな言葉をスポンジのように吸収する時期だと考えています。そのため、さまざまな言葉に触れさせて、少し難しい言葉にも積極的に挑戦することを大切にしています。発音が完璧でなくとも臆せずに、英語の絵本を読み聞かせてみるのもおすすめです!

「言葉が美しい」おすすめ絵本


ごぶごぶごぼごぼ
赤ちゃんにも見やすいはっきりとした色合いで、おもしろい言葉がでてきて楽しい1冊です。思わず触れてみたくなる丸い穴の仕掛けもあります。


もこもこもこ
谷川俊太郎の詩にイラストを付けた絵本です。不思議な言葉の響きに、子どもは大喜びです。


おとがあふれてオムライス
オムライスができるまでの、いろんな音が楽しく表現されています。最後はきれいなオムライスができて、「おいしそ〜!」と言ってしまうこと間違いなしの1冊です!

まとめ 〜子どもの世界を広げる絵本を探してみよう〜

モンテッソーリ教育の絵本選びのポイントは、以下の3つでした。

  • 写実的で、絵が美しい
  • 内容が現実に即しており、身近な題材である
  • 言葉が美しいもの。難しい言葉にも挑戦する

絵本の選び方も色々ありますが、参考になりましたでしょうか?

けれど最も大切なポイントは、

  • 子どもが喜んで自分から「読みたい!」と思うような絵本を選んであげること
  • 親が読み聞かせていて楽しい絵本

だと思います。

また、気になる絵本は試し読みしてから買いたいですが、なかなか本屋さんにないことも多いですよね。そんな時は「絵本ナビ」を参照にしてみてください♪

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